2009年12月23日水曜日

APRS 1200bps&9600bps同居システム

かねてからの懸案だった、9600bpsのI-gateを本格稼動してみました。
今までは、エコーリンクで使っているTM-D700のBバンドで運用していました。
エコーリンクは2mを使っていますので、当然、エコーリンクが送信中は9600ポートはミュートになります。

今回エコーリンク用としてICOMのIC-207をオークションで落札しました。
本日、このリグをエコーリンク用として、TM-D700はAPRS用に分離しました。
TM-D700はAバンドをPTT制御としてデータ端子につないだPK-80を介してUI-View32につなぎました。
BバンドはTM-D700のCOMポートを使って内蔵の9600bpsのTNCをUI-View32につないでいます。
これで完璧だ、という予定だったのですが思わぬ伏兵が...
エコーリンクの送信でSメータがフルスケールに振ってしまいます。完全にミュート状態になってしまいます。
パワーを1Wにしてもほとんど変化はありません。
どうも、IC-207はバンド内のスプリアスが多いようです。
試しに、10WですがTM-721(このリグはトーンユニットが入っていないのでエコーリンク用としては使えません)をつないで送信してみるとほとんどSメータは振れません。
現状ではトーンが使える2mのRigがないのでこのままにしておくしかありませんが、近いうちにバンド内スプリアスの少ないリグを探して交換することにします。

Windows7導入

メインマシンが停電のためにクラッシュしましたので、買ってあったWindows7(Home Premium upgrade)を1.5Tのハードディスクにインストールしました。
ついでに、M/BとCPUも新調してCore2Quadにしました。

まず、普通にインストールするとシングルパーテーションになってしまったので、コンピュータの管理でパーテーションの変更をしました。
ところが、Cドライブが750Gまでしか小さくなってくれません。しかたがないので、GpartedというLinuxベースのパーテーションツールを使ってCドライブのサイズを小さくしました。
ところが、ここでこけたらしく、ブートしなくなってしまいました。
ここで、もう一度インストールです。
今度はCを300Gにして再インストールしました。
いくつかアプリを入れて使っていたのですが、かなりXPと互換性が高いようです。
唯一動かなかったのがホームページビルダー10でした。

そうこうして、何日か使っているうちに少し欲が出てきて64bit版はどうなんだろうという気持ちになってきました。
実は、この作業の最中にAsusのモバイルノートを購入したのですが、これがWindows7の64bit版がインストールされたもので、思ったよりトラブルなく動いてくれていたので、欲気が出てきました。
まだ、インストールしているアプリも少ないのでチャレンジをしてみました。

インストールはあっけなく終わり、アプリを入れていくと割りとすんなりインストールできていきます。
2Gのメモリを2枚と1Gを2枚さして6Gにしてみました。6Gがフルに使える状態になっているのは感動でした。
だめだったのはマウスツールの「チューチューマウス」がNGでした。このソフトはWin3.1のころから愛用だったので残念でした。
さらに追い討ちをかけたのがauの音楽管理ソフト「LismoPort」です。というよりも、PCと携帯をつなぐUSBケーブルのドライバがNGでした。
これは結構きついです。私も使っていますが、子供も音楽データをこのPCで管理しているのです。使えないと子供との信頼関係が...

そこで考えたのが、VirtualBoxで仮想XPを動かしてその中でLismoPortを使ったらという考え方です。 実際にやってみました。まず、USBケーブルのドライバをXP側にインストールして携帯を接続してみるとホストPC側でエラーになってゲスト側に携帯電話が認識されません。
いろいろやってみました。結局はUSBをアタッチするときのフィルタに携帯の型番から生成したものとフリーのフィルタを2つ準備することでゲストOSのXP側と携帯と通信ができるようになりました。
やれうれしやと音楽CDをドライブに入れると認識してくれません。悩んでいろいろやったのですが、ググッてみるとなんと、VirtualBoxは音楽CDは認識しないとのことでした。
もはやここまでです。
32bit版にもどすことにしました。
(実はもうひとつ、ワンセグチューナーもドライバがNGでした。これは32bit版にもどすことで動くようになりました。)
都合4回のOSのインストールをこの2週間でやりました。ほとほと疲れました。
やっぱり、まだ64bit版はビジネスモデルなどで特定のアプリで用をなすようなPC向きでしょう。
いろんなアプリ、アミューズメント系のアプリも入れるような家庭用PCには不向きのようです。

VirtualBoxは32bit版でも入れておくことにしました。仮想XP上でホームページビルダーを動かすことにします。
ほんとに時々しかHPを修正しないので、7対応のホームページビルダーを買うまでもないとの判断です。(実はホームページゼロが499円だったのでてっきり7対応と勘違いして購入してしまいました。インストールしてがっかり。なおかつ使いにくい)

そうそう、OSが認識しないRAM領域はIOデータのRamphantomを購入しました。使いごこちは今のところよくわかりませんが、IEのtempをおいたりするといいらしいです。

2009年11月30日月曜日

母艦PCクラッシュ(T_T)

今日、夕飯時にPCを起動していると突然ブレーカーが落ちました。
うちの配電系統で電化製品が集中しているのが、ダイニングキッチンなのですが、コンセントの都合でPCの電源はダイニングから取っています。
妻にはいつも気をつけてほしいといっているのですが、また、電子レンジとオーブントースタトIH調理器(100V用)を同時に使ってしまいました。で、バチン!
いつもなら、「不正な終了をしました」画面が出て復旧するのですが、今日はだめでした。
Windowsのよこにょろ画面で再起動してループしてしまいます。

どうやらWindows7をいれろという天からのおつげでのようです。
Windows7はアップグレード版の半額パッケージをすでに購入しています。
HDDも1.5Tを準備しています。
あとは踏ん切りをつけるだけだったのですが、この際にCPUをクアッドにしたいなと思い踏ん切りがつかずに今にいたっていたのです。
で、ちょっと泣きをいれながら妻に言い寄ってみました。
あんたの責任だと...
さすがの妻も責任を感じたようで、結局マザーボードとCPU代を出してくれることになりました。
なんかちょっとずるいような気もしますが、よく考えると結局は私の給料からなんですよね。
ボーナスからの捻出となるでしょう。

今回のクラッシュはブートエリアの障害でしょうからデータは、多分大丈夫と思いますし、重要なデータはミラーリングソフトで別のドライブに保存していますからまず大丈夫でしょう。
早速、通販でマザボとCPUを注文しました。週末は久しぶりにPCの組立て+OSのインストになりそうです。

2009年11月18日水曜日

TM-D710用GPSユニット for APRS(その2)

TM-D710用のGPSユニットを黒く塗ってみました。
ダッシュボード上でもあまり違和感がなくなりました。
ただ、油性のペイントを使ったため、若干シンナー臭さが残っています。
しばらくは寒くても窓を開けて走らなければならないです。

2009年11月14日土曜日

TM-D710用GPSユニット for APRS





バラックで組んでいたTM-D710用のGPSユニットですが、本日時間ができましたので、ケースに組み込んでみました。
電源はコントロールパネルへのRJ-45コネクタの2番ピン(+)と3番ピン(-)からとりました。
方法としてはGPSのケースの中へ百均で買ったRJ-45中継コネクタを分解したものをとりつけて、電源を取るようにしました。この中継コネクタ、なんと200円です。パーツ屋でかえば500円はするでしょう。お得な買い物です。
電源の5Vはケースの中にレギュレータをいれて、5Vを作りました。あとは10センチくらいのLANケーブルを作ってケースからコントロールパネルへ接続するようにしています。
いままでのGPSユニットの位置よりもかなり車内側にユニットがくるので衛星をきちんと捉えるか心配でしたが、特に問題なく測位しているようです。
ケースはマジックテープで取り付けていますので、気が変わってナビトラに換えるときは取り外しができます。
ただ、ケースの色がクリーム色しかなかったので、ダッシュボードの上で違和感があります。
近いうちにつや消しの黒のペイントスプレーを買ってきて塗ろうと思います。

2009年11月1日日曜日

9,600bpsでAPRS(その2)

TM-D710での9,600bpsのAPRSですが、秋月電子で購入したGPSレシーバGT-720Fを接続した状態で、大分市のOMさんのI-gateの近くでビーコンを出しながら走って見ました。
家に帰り、aprs.fiで経路をみると、結構拾ってくれています。
ナビトラの時にはあまり効果がなかったスマートビーコンもきちんと働いているようです。
現在はバラックのGPSユニットは、近いうちにD710の本体とディスプレイをつないでいるケーブルから電源をとって、きれいにGPSユニットをまとめようと思います。

それにしても、モービル用のSSIDが足りなくて困ります。
TinyTrak3Plusでは-9を使っています。9,600でも同じ-9を使うと1,200bpsと見分けがつかなくなるので、しかたなく現在はハンディ機用の-7を使っています。
VX-8も-7ですので、VX-8を運用するときはこれと同じになってしまいます。
何かいい方法はないものでしょうか。

2009年10月23日金曜日

9,600bpsでAPRS

大分のOMさんが、9,600bpsの実験をはじめたのをきっかけに、私も9,600bpsに手を染めてみました。
とりあえず、まず、TM-D710の設定をPCを使ってAPRS用に書き換えました。
これで、OMさんのI-gateのエリアに行ってみました。
帰ってきてから、aprs.fiで表示されるルートを見てみると表示される位置がずれているのです。
どうも、測地系の違いからのようです。
測地形はナビトラは日本測地系、APRSはWGS84を使っていることは知っているのですが、
D710の設定に測地系の設定がないのでてっきりモードをナビトラからAPRSに変えることで測地系も変更されるものと思っていたのですが、どうやらGPSユニットから吐き出されるデータの測地系に左右されるようです。
現在のGPSユニットとして使っているGPSレーダーのΛ-100は東京測地系ということのようです。
そこで、秋月電子からWGS84の測地系であるGT-720Fを購入しました。
GPSユニットの電源の取り出しをどうしようかと思ったのですが、本来ならD710から取り出すのがベストでしょうが、加工するのもちょっと勇気がいるので、以前秋月電子でUSB接続GPSモジュールGT-730F/Lを買った際におまけでついていたUSB出力のある単3が4本入る電池ケースにエネループを入れて使ってみました。
電池ケースにGT-720Fをホットボンドで取り付けて、信号用のシールド線を引き出しました。
ナビトラの際にはいままでのGPSレーダーの出力をいれて、APRSの時はGT-720Fの出力を使うということにしました。
ちょっと、ダッシュボードの上がごちゃごちゃしてるのでよくないですが、しばらくこれでテストしてみたいと思います。
家の近くでは9,600bpsのデジやI-gateがありませんので、VX-8を9,600bpsにしてテストしてみたところ問題なく送受信してくれているようです。
来週の週末に大分市へ行く予定になっているので、OMのI-gateでテストをしてみようと思います。
OMさんの計画によると、来月には国東半島の両子山に9,600bpsのUI-Digiがあがるとのことですので、そうなれば自宅周辺でも9,600bpsで遊べそうです。楽しみです。

2009年10月12日月曜日

蛍光灯インバータの修理

今回はちょっと毛色の変わったものをいじってみました。
リビングの蛍光灯の4灯中1灯がつかなくなっていました。蛍光灯自体は新品です。
どうやらインバーターの故障のようです。
ネットで検索してみると、コンデンサの液漏れ、容量抜けの記事と、ハンダが経年変化してクラックが入ってしまうという原因の2つが主なもののようです。
問題のインバータのコンデンサは見た限りでは膨れたりしている様子はないのですが、念のためテスターの容量計で確認してみました。容量はほぼ表示どおりでした。
次はハンダ面を見てみると、わずかですがハンダ面に輪のようなクラックが入っているような感じでした。
そこで、目視で確認できる部分意外も含めて、すべてのハンダ付け部分を再ハンダしてみました。
インバータを元に戻して、蛍光灯をつけて、電気を入れてみます。
見事、点灯しました。
これで、修理代ウン万円が節約できたことになります。

気を良くして、寝室の蛍光灯の修理にかかりました。
この蛍光灯は、点灯しておくと1時間から30分くらいで、勝手に消えてしまう症状がでています。再度点灯しようとしても、すぐにはダメです。30分くらいしてスイッチを入れると点きます。どうも、温度による影響のようです。
インバータを取り外してハンダ面を見てみると、はたして、クラックが入っている部分がたくさんあります。
そこで、このインバータ基板もすべてのハンダ面を再ハンダしました。
インバータを元に戻して、点灯してみると問題なく点灯します。
まだ、長時間でのテストはしていませんが、たぶん症状は改善されていると思われます。しばらく様子をみてみようと思います。

2009年10月10日土曜日

WebRadio運用開始

先週から、WebRadioの運用を開始しています。
こちらからどうぞ(JAVAとメディアプレーヤのインストールが必要です。)
別府市のJR6NJD相良さんが製作した「WebRADIO@anyPlace」というソフトウエアとアイコムのIC-PCR1000というPC制御の広帯域受信機を組み合わせたものです。
現在は、セレロン450MHzのボロPCで運用しています。将来的にはエコーリンクやUI-View32やWXステーションを運用しているPCへシステムを移設しようと思います。
アンテナはV・UHFはディスコーンを5m位のところに上げました。HFは屋根すれすれの7MHzのダイポールを使っています。
HFのアンテナはそのうちにT2FDを作って上げたいと思っています。
まずしばらくは、安定した運用を目指すことと不正アクセスの状況を確認していきたいと思います。

2009年9月23日水曜日

ウエザーステーションWMR100の電池交換(その3)

この数週間ウエザーステーションの外気温、湿度、風向、風速の表示が「--」になってしまうことが多くなってきました。
昨夜からも「--」になっていましたので、電池交換を行いました。
前回は4本で57円という超格安電池で試したのですが、5月5日に交換してから、約4ヶ月半で交換となりました。
値段からすると短くてもしかたがないかなと思いますが、超高価電池の「エボルタ」でも約半年しか持たなかったことを考えると良く健闘したと思います。

今回はベタですが、パナソニックの通称「金パナ」を使ってみました。地元のホームセンターで14本で770円でした。
雨量計も交換しましたので、6本使用で330円也です。

電池を交換してタワーから降りて、電池の電圧を測ってみました。
温度・風ユニットの電池は1.46V、雨量計は1.5Vでした。雨量計は動作していたのですが、念のため交換しました。
テスターでの1.46Vの表示ですので、内部抵抗が上がって、もう電流は流せないだろうと思い、試しに懐中電灯に入れてみました。
ところが、こうこうと光ってくれるのです。
前回もそうでしたが、どうやらWMR100の測定ユニットは電池の電流を流す力よりも、電圧にシビアだということがわかってきました。
電池1本あたり1.5Vを切りはじめると動作が不安定になってくるようです。

ということは、使い始めの電圧が高いパナソニックの「オキシライド」が向いているかもしれません。次回はオキシライドを試してみたいと思います。

2009年9月20日日曜日

モービル用Bluetoothヘッドセットの製作(その3)

この3週間の間に4、5名の方とこのマイクでQSOしていただきました。
ほぼ問題ないようですが、あるOMさんからはもう少し高音域が出たほうが聞きやすいとのご指摘をいただきました。
確かに、オフマイクの低音域の出ていない音を無理やりブーストするためにつけたハイカットフィルタがはいったままですので、これが影響しているのではないかと思いました。

連休になりましたので、基板をケースに入れるついでにハイカットフィルタをバイパスしてみました。
すると、すっきりとした高音がではじめ、いい感じの音になりましたが、マイクアンプのゲインを最小にしても過変調なので、マイクアンプも取り外して半固定抵抗でレベルを可変できるようにして、マイクレベルを追い込みました。
かなりいい感じになりました。付属のハンドマイクと聞き比べてもほとんど変わりのない感じの音になりました。

結局は、マイクエレメントを口元に持ってくるだけで良かったわけです。
長い道のりでした・・・
まあ、アマチュア無線ですからこの過程が楽しいわけなのですけれど...

準備していたケースは思ったより小さくて、マイクの切り替え回路を組むスペースがありませんでしたので、ハンズフリー専用となりました。
スピーカーは外部スピーカを接続してBluetoothアダプタとはパラレルにしましたが、ちょうどいい感じの音量バランスになりました。

2009年9月5日土曜日

モービル用Bluetoothヘッドセットの製作(その2)

作りかけのBluetoothヘッドセットですが、ハイカットフィルタをいれてマイクアンプ(FCZ研究所の1石マイクアンプ)を追加してみました。
レベルは満足なレベルになるのですが、他のノイズも増幅してかえって聞きづらくなってしまいました。また、低域も思ったようには持ち上がりませんでした。
結論としては、この組み合わせではNGということです。

そこで、思い切って荒業を使うことにしました。
ヘッドセットを耳からはずして、口元でしゃべると低音がでることから、内蔵されているマイクを取り出して、口元へ持ってくることにしました。
慎重にヘッドセットを分解してみると、うまいことにマイクは接着はされていませんでした。
そこで、マイクを取り外し、本来マイクのあった場所の穴からリード線を出して外部のマイクへ導くことにしました。
マイクを口元に持ってくるサポートは手元にあった1.5C2Vの同軸ケーブルを使いました。軽いことと、それ自体でちょうど良い硬さと柔軟性があるので使うことに決定しました
ヘッドセット本体と1.5C2Vは「セメダインX」という接着剤で接着しました。
この接着剤は強度は十分でなおかつ柔軟性に富んでいる、乾燥後の「肉やせ」がないことからお気に入りの接着剤です。今回のような硬いものとやわらかいものを接着するときには最適です。

さて、実際の使用感ですが、まず、口元に持ってくることによって入力レベルが上がりますからマイクアンプのゲインを下げることができます。
したがって、不要なノイズも減少してくれました。
音量レベルはECHOTESTでちょうどいいレベルに追い込むことができました。
肝心の音質ですが、相変わらずハンドマイクに比べてレンジの狭い音です。これは、携帯電話で使うことを想定したものなので、しかたがないものなのかもしれません。
しかし、口に近づけてオンマイクで使うことによって、低域がぐっと出るようになりました。
OMさんに聞いてもらったのですが、「音が太くなって聞きやすくなった」とのことです。
自分でモニターしてみても、ハンドマイクと比べなければ気にならない程度なっています。

あとは、ケースに入れて外部スピーカーとの切り替え回路や、ハンドマイクとの切り替え回路をつけてやろうと思います。
9月の連休にでもできればと思っています。

2009年9月2日水曜日

VX-8用メモリー管理ソフト

以前、購入したVX-8用メモリー管理ソフト「FTBVX8」の日本語対応バージョン「FTBVX8J」が作者のG4HFQ、BobさんのHP(http://www.g4hfq.co.uk/ftbvx8.htm)で公開されました。
もうこれはすごいというしかありません。JA1OGS (VK4GO)さん とJE1WVQ(WS6J)さんの協力により完成したとのことです。(私もβテスターとして参加していましたが、ほとんどお役に立ててませんHi)
これであの忌まわしい漢字コードをさがして、ダイヤルぐるぐるから開放されます。
これで15ドルは、はっきりいって安いです。

2009年8月31日月曜日

モービル用Bluetoothヘッドセットの製作

CQ誌8月号にJA1MKB黒岩さんが投稿されている携帯電話用Bluetoothヘッドセットを使ったヘッドセットの作製にチャレンジしてみました。
以前からモービル運用はハンドマイクでしたので、街中を走って交差点を曲がる際に非常に怖い思いをしていました。
フレキシブルマイクをつけるという手もあるのですが、市販のフレキシブルマイクのPTT部分がプリウスにはしっくりと取り付けるところがないので二の足を踏んでいました。
この記事を見てこれだと思いました。
携帯電話用BluetoothヘッドセットはVX-8用や本来の携帯電話用に2個持っていていずれも安価な割にはきちんと動作してくれるので期待が持てます。

回路的には音声周りは単純にBluetoothのアダプタの入出力をRigに入れるだけなのですが、PTTの切り替えとヘッドセットのスリープ状態を回避する回路がちょっと複雑です。
それでもCMOS-ICが2個とNPNトランジスタが1個ですのでユニバーサル基板に組みました。
実は、1回目のトライは失敗でした。意気消沈してその日を終えました。
3日後に時間ができて、頭も十分にクールダウンして回路を見直しました。
案の定グラウンドの引き回しが1箇所抜けていました
そのほか、CMOS-ICにパスコンをいれて安定化させました。

バラックですが動作をはじめました。
PTTもヘッドセットの電源スイッチを押すとトグル動作をきちんとしてくれます。
音質の方なのですが、ややオフマイク気味の音で低音が出ていません。レベルも少し低めのようです。
OMさんに聞いてもらったのですが、やや帯域が狭い感じがするとのことですが、標準のマイクと比べなければそれほど気にならないレベルとのことです。
今後の課題としてハイカットフィルタとマイクアンプを入れて相対的に低音域をブーストしてみようと思います。

今回使ったBluetoothのヘッドセットとアダプタはここで買いました。
税込みで8,400円でした。他のパーツを含めても1万円かかっていないと思います。
フレキシブルマイクの2割から3割安で製作できました。

2009年8月9日日曜日

ETCの不調(その後)

昨日、大分市に出る用事があったので、大分道(3IC間)をETCで再チャレンジしました。
乗るときはあまり心配じゃなかったのですが、降りるときはびくびくでした。
でも、すんなりゲートオープン!です。
やっぱり、ETCのカードの接点の汚れが原因だったのでしょうか。
なんにせよ、これで安心して高速が使えます。

2009年8月4日火曜日

VX-8メモリー編集ケーブル

おととい注文したTTL-USB変換ユニットのTTL-232-3V3が届きました。
実はこれを取り扱っているアールエスコンポーネンツという会社は基本的には企業との取引が中心の会社です。支払いを代引きかカード決済なら例外的に個人でも取引してくれるというところだったのですが、気がつかずに到着後の支払いにしてしまいました。
このことに注意を促すメールが昨日の午前中に届いて、コールセンターへ代引きを希望する旨を伝えたのです。
それが、もう、今日届きました。普通、関東からだと3日かかるのですが、航空便を使ってくれたようです。これで送料が420円で代引き手数料無料ですから大助かりでした。

さっそく、CT-M11にJA1OGSさんのHPの写真を参考に接続しました。
PCにつなぐとドライバーを入れろとの指示が..。考えてみれば、標準でないデバイスをつなぐわけですからあたりまえです。
ググって見たのですがいまいちよくわからないので、FTBVX8のSettingにFTDI cable detectorというのがあったので、とりあえずこれでチェックしてみようと思い動作させて見ました。
認識はしないのですが、エラーメッセージの中に「FTDIデバイスのドライバをここでDLしろ」というメッセージがありHPのURLがのっていました。
ここでドライバをダウンロードするとFTDIデバイス(シリアル-USB変換デバイス)と認識しました。
このあと、先ほどのFTDI cable detectorで検出させるとFTDIデバイスとしてCOMポートリストにTTL-232-3V3がチェックされた状態になりました。

さて、FTBVX8でVX-8のメモリーを読み込んでみます。
これまでの苦労がうそのようにスムーズに読み込んでくれます。バンザイです!!

とりあえずこれまで手でぷちぷち入力して、いくつか間違いのあるメモリー内容を修正して、書込みテストをしてみました。
これも、スムーズに書込みができました。
ところがです。VX-8にあれだけ苦労して入力した漢字が意味不明のアルファベットになっています。
日本語などの2バイト文字に対応していないのは、読み込んだメモリーの漢字部分が意味不明のアルファベットになっているので、これはしかたがないと思ったのですが、VX-8に書き込むとこの意味不明のアルファべットのまま書き込まれてしまうのです。
こうなるとまったく手が出ません。
とりあえず、日本語はあきらめました。日本語の表示の便利さよりもそれ以外の細かい設定がPC上でできることのほうが重要です。
そのほか、VX-8で「-」がソフト上では「/」になったり、ソフトで「-」と入力したものがVX-8に転送すると「_」になったりと細かいバグ?もまだあるようです。
とりあえず、今日のところは今のメモリー内容を修正する程度でおしまいにしておきますが、近いうちに時間を見つけて他のレシーバーの内容も入力したいと思います。

ETCの不調

先月所要で福岡(筑紫野市)まで行って来ました。
高速道路1,000円乗り放題をまだ経験したことがなかったので、嬉々として出発しました。
高速の乗り口ではスムーズにゲートも開いて快調な滑り出しでした。
ところが、筑紫野ICで降りようとしたときにゲートが開きません。
仕方なく、係りの人の誘導に従い料金所のはじに行きました。ETCカードを出して精算しました。乗ったICを聞かれたので言うとそこからの料金から割引で1,000円で精算ができました。
このときは、たまたまETCの不具合と思ってそのままだったので、帰りは恐る恐るゲートに近づきました。
今度もゲートはさっと開いたのでもう大丈夫と思い運転して帰りました。
ところが、帰りの降りるICのゲートも開かないのです。
もう、がっかりというより、唖然です。
これまでトラブルらしいトラブルはなかったので、意気消沈して帰ったのは言うまでもありません。

結局、帰ってからメーカーのサポートに電話をしてETC本体を送って調べてもらうことにしました。機種は三菱重工製のMOBE-100という一体型のものです。
その修理依頼したものが、昨日帰って来ました。
結果は、「症状出ず」でした。
詳細なトラブル例の説明も入っていました。
ETCカードとの通信(読み込み/書込み)エラーのログがたくさん残っているとのことで、接点をクリーニングするとわずかに汚れが見られたそうです。
別紙に、気になる説明がありました。
入り口でゲートが開いても、その情報がカードに書き込まれないと、入り口情報がないために出口のゲートが開かないそうです。
まさに、これです。
そう言えば、この日の朝、ETCカードを差し込んだときにエラーになったのを思い出しました。一度引き抜いてもう一度差し込むとOKになったのでそのままだったのですが、どうやらきちんとコネクトしていなかったのでしょう。
これからは、ICカードの接点をきれいに拭いて差し込むことにします。

もうひとつ気になることがあります。それは、ETCの取り付け位置です。
右のピラーに近いのです。もしかするとこれも通信エラーの原因かもしれません。
それに、ナビトラ用のGPSレシーバとも近い気がします。(これは、取り付け説明書にあるように10センチは離しているのですけれども)
入り口のゲートは開くので、ゲートとの通信エラーではないと思うのですが、念のために今回、取り付け位置を変えてETCをセンター寄りに移してGPSレーダーとの距離もさらに離しましたました。

なかなか、高速を使う機会がないので次のテストがいつできるかわかりませんが、様子をみて行こうと思います。

2009年8月2日日曜日

VX-8メモリー管理ソフト(FTBVX8)その3

vx-8用のメモリー管理ケーブルですが、またNGになってしまいました。
VX-6用の2.5ミリφのプラグをCT-M11に直付けにして試したら、またデータが取れなくなりました。
どうやら、1回だけたまたま何かの拍子に接続が成功したようです。
しかたがないので、TTL-USB変換ユニットの到着を待ちます。

VX-8メモリー管理ソフト(FTBVX8)その2

VX-6用の通信ケーブルがうまくいかないのがどうしても気になるので、いろいろ考えていたところ、ふと、ケーブルを挿しているUSBポートが時々不安定になることを思い出しました。
VX-6用の通信ケーブルはRS232CなのでUSB-シリアル変換ケーブルでUSBへ変換しています。
それを挿しているUSBポートがこのところ時々不具合がでていて、具体的にはUSBマウスに2ポートのUSBハブがついているものを使っているのですが、これにメモリーカードリーダーを挿すとカードリーダーに電源が入らない症状が出るのです。
そんなときは、マウスをハブごと一度抜いてもう一度挿すとうまくいくのです。
もしかするとこれかもと思い、一度マウスを抜いて挿しなおしてみました。
これが大当たりでした。何の問題もなくVX-8のメモリーを読み始めました。

注文しているTTL-USB変換ユニット(TTL-232-3V3)をキャンセルしたいと思います。
幸いなことに、注文した会社は土日が休みなので、月曜日の朝一にコールセンターへキャンセルの電話を入れれば間に合いそうです。

VX-6用のコードでOKなのがわかりましたので、FTBVX8を購入することにしました。
G4HFQさんHPから購入用のページにいけるのですが、決済がPlimusという聞いたことのないものだったのでちょっと怖かったです。
ネットで調べると大手のようなので安心しました。
カードで決済するとすぐにレジストレーションコードがメールで送られてきました。
これでVX-8へ書込みができるようになります。

FTBVX8は膨大なVX-8の環境設定もできるようですが、何しろ日本語でも理解できない機能がたくさんあるので英語だと苦労しそうです。
まあ、わかるところから少しずつやって行こうと思います。
それに、待っていればどなたかが日本語パッチを作ってくれるのではないかと期待しています。
さらに、バージョンアップで2バイト文字のサポートも期待しています。

VX-8メモリー管理ソフト

書店で何気なく今月号のCQ誌をみていると、シェアウエアでVX-8に対応したメモリー管理ソフトがリリースされているということです。
G4HFQさんのHPでFTBVX8というソフトです。
CQ誌はその他にも作りたい参考記事がのっていましたので久しぶりに買って帰りました。
ネットの情報も探ってみると、VX-8はメモリー管理にマイクプラグの中のGPSの入出力ピンを利用するようです。
VX-8はマイクピンも防水ですから特殊なものを使っています。
早速いつものCQオームさんにオプションのマイクケーブルCT-M11を注文しました。

今日、CT-M11が届いたので早速これまでVX-6でメモリー管理に使っていたRS-232C変換ケーブルで試してみました。
結果はNGでした。
瞬間、データを受けはじめるような挙動をするのですが、「Nothing was read」という画面が出てすぐに読み込みが終了してしまいます。
念のためにComポートの検索をするとケーブルをつないでいるポートで意味ありげなコードを検出します。
結局は原因不明なのですが、この手のインターフェースにありがちなスレッショルドレベルのわずかな違いかもしれません。
しかたがないので成功例である、CQ誌にも載っているJG1OGSさんのHPに紹介のあるTTL←→USBの変換ユニット(TTL-232-3V3)を注文することにしました。
これが届いたらまたチャレンジしてみようと思います。

2009年8月1日土曜日

FCZの寺子屋シリーズ「CWをステレオで聞こう!!」

今日、3月の西日本ハムフェアで買っておいたFCZの寺子屋シリーズ「CWをステレオで聞こう!!」というキットを作りました。
以前から作ってみたかったのですが、CRの定数がジャンクボックスにあるパーツではそろわないのでそのまま作らずじまいだったのですが、ハムフェアで売っていたので買ってきていました。

パーツ数は少ないので30分くらいで組み上げることができました。
電源はケーシングしたときは006Pで行こうと思うのですが、とりあえず手持ちがなかったので、実験用電源につなぎHFのRigにつないでみました。

使ってみた感じは、もっと頭の中にCWのトーンが左から右へピタッと定位するものと思っていましたが、実際はそんなにきれいに分離して定位するものじゃないようです。
でも、ためしにLPFとHPFの出力をショートすると明らかにトーンの高い低いで分離しているのが体感できます。
パイルの時には特定のトーンに集中しやすくなると思います。ただ、デフォルトでは、私の好きなトーン(人より少し低い)では左耳側に寄ってしまうので、入力と出力の抵抗値を少しいじる必要がありそうです。
ひまを見てケースに入れてあげようと思います。これで1,200円は安いです。

2009年7月22日水曜日

皆既(部分)日食観測

今日は、日食観察のために夏休みを取りました。
準備万端だったのですが、夕べからの大雨が朝方まで降りつづけ、食の開始時間になってもまったく太陽が見えません。
天文現象は、「根性」ですので粘って観測を続けました。最大食分を過ぎて20分くらいからうっすらと太陽が見え始めました。
その後、小一時間程度、雲の合間に見え隠れしながらも観測ができました。
言い訳っぽいですが、雲の合間の日食もなかなかいい写真になりました。

今日は、お天気カメラを1分間ごとの撮影モードに変更して自動撮影をしました。
できたJpegファイルをaviファイルにしてみました。
最大食分(10時59分頃)のころにうっすらと暗くなったことがわかります。