2009年7月22日水曜日

皆既(部分)日食観測

今日は、日食観察のために夏休みを取りました。
準備万端だったのですが、夕べからの大雨が朝方まで降りつづけ、食の開始時間になってもまったく太陽が見えません。
天文現象は、「根性」ですので粘って観測を続けました。最大食分を過ぎて20分くらいからうっすらと太陽が見え始めました。
その後、小一時間程度、雲の合間に見え隠れしながらも観測ができました。
言い訳っぽいですが、雲の合間の日食もなかなかいい写真になりました。

今日は、お天気カメラを1分間ごとの撮影モードに変更して自動撮影をしました。
できたJpegファイルをaviファイルにしてみました。
最大食分(10時59分頃)のころにうっすらと暗くなったことがわかります。

2009年7月20日月曜日

携帯電話用Bluetoothヘッドセットでボイスチャット

昨日、プレステ3で「Winning Eleven 2009」というサッカーのゲームをやっている長男から、ボイスチャットのできるヘッドセットはないか?と聞かれました。
3.5ミリφのヘッドセットならいくつも持っているのですが、PS3をみるとそういう端子はないようです。となると、USBのヘッドセットが必要ですが、あいにく持っていません。
ネットでUSBヘッドセットがいくらぐらいなのか調べていると、なんとBluetoothヘッドセットが使えるではありませんか!そうなんです、PS3のワイヤレスコントローラはBluetoothなんですね。
で、以前VX-8用に近所のホームセンターの安売りのときに1,999円で購入しておいた「カシムラ」というメーカーの携帯電話用Bluetoothヘッドセットを登録してみました。
あっけなく、ペアリングができて、ゲーム中にボイスチャットができたようです。
しかし、すごい時代ですね。遠隔の人と話しながらゲームができるなんて。
アマチュア無線の不安定な通信環境が受け入れられないわけです。でも、それが面白いところなんですけどね。

そうそう、PS3とペアリングしたヘッドセットはVX-8でも問題なく認識して使えました。
いつもはこのヘッドセットはVX-8と一緒に持って歩いているので、またホームセンターで安売りがあったときにもう1台購入しておこうと思います。

2009年7月18日土曜日

IC-706mkⅡ修理完了

6m&Downコンテスト中にSSBが不具合(送信音にバリバリとノイズが入る)になったIC-706mkⅡですが、昨日修理が終わり送られてきました。約10日間で修理完了です。
原因はマイクアンプに使われていた電解コンデンサの不良とのことです。
パーツ代が100円で技術料が7,000円です。ちょっと悲しいです。
でも、今日、動作確認しましたが良好な送信音に戻っていました。
これで来月のフィールドデーコンテストにも参加できます。

でも、ちょっと心配なのは不良になったパーツがごく普通にどこにでも使われているチップ電解コンデンサなので、当然同じロットのものが他の箇所にも使われているはずです。このコンデンサがロットの「はずれ」だったとすると将来にわたって他の場所が同じ原因で不具合が出るかもしれません。
スタンダードのC520やC150などの不良の原因のようにコンデンサが軒並み不良になったりしなければいいなと感じました。

2009年7月11日土曜日

日食の準備

今日は少しいつもと毛色の変わった内容です。
皆既日食まであと10日になりました。
ここ大分でも最大食分が90%以上ですので結構楽しめると思います。
すでに休みの予約を入れました(^_^)V

今日は日食グラスを作ってみました。
実は、ヤフオクで3人分は日食グラスを購入しているのでが、大阪にいる娘にも送ってあげたいし、いっしょに観測する約束をした友人の分もと思って作りました。

ネットで調べると日食グラスは基本的には自作は厳禁のようです。
たとえ減光できても、有害な紫外線や赤外線は通過してしまう素材がほとんどのようです。
そのなかで、唯一ともいえる有効な素材として「白黒銀塩フィルム」があります。
要するに、白黒フィルムのネガの黒いところです。
じつは、有効期限の切れたブローニー版の白黒フィルムがたくさんあるのです。
今回はこれで作ってみようと思います。

まず、フィルムを 一度外に出して完全に感光させます。そのあとは普通どおり、現像・定着の手順を踏むと真っ黒けのネガが完成します。
ためしに太陽をすかしてみると、1枚ではまったく減光が足りません。2枚重ねでも購入しておいた日食グラスよりも明るく見えます。
3枚重ねだと日食グラスよりちょっと暗い感じです。
自作の日食グラスですので、安全面を考えて3枚重ねで行こうと思います。

仕様が決まれば後は小学生の工作です。ダンボールに穴をあけてセロテープでネガを貼り付けるだけです。
1本のフィルムで5,6セットの日食グラスができます。
とりあえず、めがねタイプを2つと、単眼用を1つ作りました。
(ほんとは、シャアのマスクみたいなのも作ろうと思ったのですが、今日は断念しました)

もう一つ作ったのが、デジ一(D70)用のフィルタです。
せっかくの46年ぶりの皆既(部分)日食ですから記録にも残したいと思います。
周りの雰囲気などはコンパクトデジカメでとります。木漏れ日が日食の形になるそうなのでそういったのを写したいと思います。
デジ一では300ミリの望遠で狙いたいと思います。
減光用のフィルタも作ってみました。フィルタといってもダンボールでレンズの前にネガフィルムを取り付けるだけのものなのですが、ネガを2枚重ねと3枚重ねの2段階で調整できるようにしました。
れで、微妙な調整が可能になると思います。

とりあえず、これで準備はOKと思います。あとはいい天気になってくれることを祈るだけです。

2009年7月5日日曜日

6m&Downコンテスト

昨日、今日は6m&Downコンテストでした。
学生のころのようにフルタイムで出る元気はないので、朝から移動運用をやりました。
設備はIC-706mkⅡに3エレのHB9CV(コメットCA-52HB3)を4mの高さのポールにつけて50MHz電信電話部門に参加しました。
結果は70局×28マルチで1,960点でした。とても入賞などという点数ではないですが、久しぶりに移動運用が楽しめました。
でも、天気は最悪でした。雲海の中での運用で景色はNGでした。

今回のコンテストのために準備をしたAMD-USB-CQ Ver1.0bですが、ばっちり役目を果たしてくれました。
SSBでの回り込みもなく、CWでもzlogのキーヤーに完全に対応してくれました。
ただ、残念だったのが、途中からIC-706mkⅡのSSBモードが不具合になり、送信中にバリバリというノイズが発生して使えなくなってしまいました。
CWの方は問題なかったので、CW運用に変更しました。
久しぶりのCWでのコンテストで少し調子がつかめるまで時間がかかりましたが、10局もするころには昔のペースが戻ってきました。
そうそう、そういえばAMD-USB-CQ Ver1.0bにパドルをつけてパドルから送信すると一番最初の符号が乱れてしまう症状がでました。
それと、短点メモリーが効いていない状態のようでちょっとパドルから打ちにくい感じがしました。これはそのうちにJN2AMDさんへフィードバックしてお尋ねしておく必要があるかなと思います。

それから調整しなおしたHB9CV(コメットCA-52HB3)も快調でした。SWRもIC-706mkⅡのSWR計ではCWバンド、SSBバンド共に1.2程度を示していました。
去年までの2エレのHB9CVにくらべてやはり送受ともに力強い感じがしました。

明日にでもICOMに電話をしてIC-706mkⅡの修理を依頼しないといけません。
次はフィールドデーコンテストですが、衆議院選挙がこの日になるとNGです。
この日からずれてほしいものです。

2009年7月1日水曜日

コメットCA-52HB3(50MHzの3エレHB9CV)の調整(その2)

コメットCA-52HB3の調整方法についてJP1LRTさんから、インフォメーションをいただきました。
どうやら、コメット側の設計者が50MHzの運用実態を知らずに設計したようです。
それで、Ver2の取説ができたそうです。

ショートバーの位置が変更になっています。
ラジエータ側が530ミリ→270ミリ
リフレクタ側を310ミリ→420ミリ
これで、f0=51.5MHzでSWR=2以内の範囲が約3MHzという、ブロードな特性になるようです。

早速この情報に従って組みなおしてみました。銅線で延長したリードをはずしてラジエータは標準の長さに戻しました。
デフォルトのショートバーの位置では50.25MHzでSWR=1.5でした。そこでラジエータ側のショートバーを150ミリにしたところ、1.3まで落ちましたので、コンテストバンドでは1.2以下になっていると思われます。(今日はピコ6Sしか手元になかったので、50.150MHz~50.250MHzまでしか調べられませんでした)
これで安心してコンテストにQRVできます。
JP1LRTさん、貴重なインフォメーションありがとうございました。