2010年12月29日水曜日

HF-6V復活

数年前に春の嵐で倒壊していた、バターナッツのHF-6V(改・6mエレメント追加版)を復旧させました。
根元からポッキリ折れてしまっていて、さらに上部のエレメントが倒壊の際に破断していました。
同じ径のアルミパイプで置き換えれば修理ができるのですが、このご時勢アマチュア無線で使っている、インチ系のパイプがないのです。ホームセンターなどにアルミパイプがありますが、ミリ単位のものしかありません。昔のようにハムショップにアルミパイプの在庫があるわけではありませんので、材料の入手が一番のネックです。
ということで、今回はナガラ電子工業さんのアンテナの保守パーツを流用することにしました。
ナガラ電子工業さんは、自社製のアンテナの保守パーツをネットで購入できるサイトを運用しています。
このパーツの中で長さと径が流用できるものを探します。ナガラさんのサイトのいいところはパーツナンバーだけでなくそのパーツの長さと直径が表示されているところです。
今回は運よく、HFビームのパーツが使えるものがありました。
修理といっても、折れたり曲がったりしているう部分を切り取って、新しいアルミパイプをジョイントしてつなぐだけです。
1サイズ小さいパイプを中に入れてジョイントします。1サイズ小さなパイプはジャンクアンテナの一部で間に合いました。

数週間の休みの空き時間を少しずつ使って、本日最終組上げをおこないました。

使用結果は3.5、7、10、14、21、28MHzにおいて最悪のポイントでもSWRが2以下でした。
7MHZなどは7.1MHzあたりが最良なのでバンド拡張対策に使えそうです。
3.5MHzがすこしSWRが高めですが、マッチングコイルをいじればもう少し追い込めそうですし、チューナーを使えばまったく問題ないレベルです。
28MHzはFMバンドまで使える広帯域です。
サブのアンテナとしては十分な感じです。
次は、オークションで3回路の同軸切替スイッチを探さないといけないですね

2010年12月12日日曜日

POMトラッカーの組み立て

ここのところ、更新がごぶさたでしたのですこし前のいじりをご紹介します。

ローカルのOMさんから紹介してもらって、キットを入手していたPOMトラッカーですが、しばらくの間忙しくて放置していたのですが、ローカルのにAPRSを広めようとのOMさんの声で奮起しました。

まず、組み立てる前にお決まりのパーツチェックです。
これをやっておくかやらないかでずいぶん組み立ての効率が違います。
このキットにはハンディ機のPTT用に2種類の抵抗が同梱されています。
この確認は必須です。本体にもカラーコードが酷似している抵抗があるので注意が必要です。
まず、抵抗を取り付けます。次はコンデンサと背の低いパーツからとりつけていきます。
LEDはあとからケーシングの際に問題になりますので、出来るだけ低く取り付けます。その他のパーツも、できるだけ背を低く取り付けておいた方が良いです。
基板のパーツの穴はやや小さめです。ほとんどのパーツは問題なく取り付けられましたが、3端子レギュレーターだけは、穴が小すぎました。
私は、手元にあった0.95mmのドリル歯で穴を大きくしてとりつけました。

説明書ではピンヘッダを使わなくてもOKとのことでしたが、調整などのことを考えて、シングルピンヘッダとダブルピンヘッダを適宜使用しました。
ただ、リグ側にピンヘッダを使うことによって、GPSユニットを乗せるアルミ板に接触してしまいましたので、アルミ板をカットしました。カットはニッパーで大丈夫です。

組み上げたあと、回路図などと照らし合わせ、残ったパーツはないか、パーツのつけ間違いはないか、ハンダミスはないかチェックします。パーツ数は少ないのですぐに終わりますが、やはりこの作業は、お茶を飲んでからの方が良いです。
頭をクールダウンしてからチェックをしてください。

組み上げがOKだったので、GPSユニットと、リグを接続してバラックで電源をいれます。
電源をいれて2,3秒でPTTがONになりパケットが出ればまずOKです。
その後、3分程度でGPSのLEDが早い点滅から、ゆっくりした点滅に変わればGPSの動作もOKです。

次は、PICにコールサインと、ビーコンテキストを書き込みます。
マニュアルにあるようにRS232Cの接続ケーブルを作ります。
ここで、組み立ての時にダブルピンヘッダにしていた効果がでます。
ピンヘッダに、232cケーブルをつないで設定ソフトを動かします。
私は、マニュアルで薦められている、VMPlayerは使わず、LINUXのブータブルcdイメージからCDを作り、PCを再起動してLINUX上で行いました。
私の、こういった実験用には、古いノートPCを使っています。
速度は遅いのですが、シリアルポートが物理的にでているので便利です。

書き換えるのはコールサインとビーコンテキストのみでOKです。あとはデフォルト設定のままで良いようです。
コールサインのSSIDは-12が望ましいです
なお、設定ソフトでは-12が直接入力できません。
「-<」と入力することでSSIDを12にすることができます。 こうして完成したPOMトラッカーをケースにいれます。 同梱のアルミ板をGPSユニットの床にします。 トラッカー基板とGPSユニットが2階建てになります。 この時、トラッカー基板に背の高いパーツがあるとうまくケースに入り切りませんので注意が必要です。 完成した、POMトラッカーはAPRSデビューを望んでいるローカルに貸し出しています。
気に入ったら、買い上げてもらうことにしています。
リグは別としてGPSユニット込みで5,000円程度でAPRSをはじめられるのは素晴らしいことだと思います。
POMトラッカーを企画して、パーツの頒布をしていただいている、愛媛各局に敬意を表します。

2010年11月3日水曜日

TM-702Dのバックライトの修理

Twitter上の中古無線機本舗さんで入手したジャンクの144・430MHzデュアルバンドFMトランシーバーTM-702Dを修理してみました。

このリグはバックライトがつかないだけで送受信はできるということでした。
ネットで検索すると、バックライトの不具合の書き込みがたくさん出てきます。どうやら、ハンダ割れが主な原因のようです。
早速ばらしてチェックです。
電源を入れて後ろから光がはいると、ちゃんと表示をしていることが確認できました。
まず、液晶側の基板の抵抗をすべて再ハンダしました。しかし、点燈してくれません。
フロントパネルには液晶が乗っている基板と、CPUが乗っている基板があります。
この、CPU基板をねじるとバックライトの麦球が点燈します。
どうやら、こちらの基板のようです。
このCPU基板のパーツを手当たりしだい再ハンダしていきます。なかなか安定して点燈してくれません。
なんども、繰り返して再ハンダをしたところ、パワートランジスタを再ハンダしたところで安定して点燈するようになりました。
このパワートランジスタはバックライトのディマーのコントロール用なのですが、放熱をかねてケースのダイキャストにねじ止めするようになっています。このねじ止めがハンダ割れを誘発していたようです。

麦球は点燈はするようになったのですが、液晶の4すみの4個の麦球のうち1個しか点燈しません。はずしてみるとフィラメントが切れています。同様の麦球の手持ちがありませんでしたので、ちょうど部品箱に入っていた白色LEDを使って代替してみました。
結果としてはまずまずです。色が違うので周波数表示が微妙にまだらなのですが、まあご愛嬌ということにしましょう。
作業中に液晶基板とCPU基板をつないでいるフレキシブルケーブルが切れてしまいました。
とりあえず、リード線でジャンパを飛ばすことで何とかなりました。

とにもかくにも、リペアに丸1日かかってしまいましたが、十分実用になるリグとなりました。

2010年10月31日日曜日

佐伯市APRSデジ(1,200bps・9,600bps共用)の設置

この週末を利用して佐伯市宇目町の板戸山というところに、APRSの1,200bpsと9,600bpsのデジピータをあげてきました。
大分市や別府市のOMさんと竹田市のOMさん、地元の無線機屋さんとで現地へ行きました。平地はほんのり暖かかったのですが、さすがに750mの山の上は寒かったです。
地元のレピータの片隅に置かせてもらいました。
機器構成はTM-D700とPK-80です。TM-D700の内蔵モデムを9,600bpsとして、データ端子にPK-80を接続しました。
同時送信はできませんが、かなりのパケットをデジしてくれているようです。

実は、このPK-80のROMを焼くときにちょっと苦労しました。
というのは、PHGや緯度経度を微修正したものをROM焼いてTNCにいれても、反映されずに作業途中の情報が常に残ってしまうというものでした。 何度も何度も焼きなおしてもだめで、最後にふと気がついたのは、そういえば、ROMの内容をTNC上で書き直したことを思い出したのです。
そうか、RAM上に残っているのか!ということで、RESETコマンドをうってみました。
これでした。最新のROMの内容がターミナルソフトに出力されました。
そういえば、UIDIGIのときはメモリーの電池は抜いておくのが原則という書き込みがありました。こういう症状を避けるためなのですね。なっとくです。

まったく同じ症状が、設置を済ませて、帰ってからaprs.fiを見たときにもでていました。
アイコンが変なかたちで、位置も若干ちがうので、修正したROMに現地で差し替えたのですが、反映されていません。
早速、自宅PCのI-gateのUI-Viewを停止して、ハイパーターミナルで遠隔操作をしました。
遠隔操作でRESETをかけることによって、差し替えたROMの内容が反映されました。

デジのカバーエリア等はJA6HORさんがすでにブログで紹介されているので割愛しますが、大分県県南エリアはもちろん、宮崎県延岡方面、さらには5エリアまでカバーしています。なかなか使い勝手のあるデジになりそうです。
各局さん、お疲れ様でした。

2010年10月11日月曜日

WMR-200のセットアップ

少し時間が経ってしまいましたが、WMR-200をセットアップしたのでアップしておきます。

円高に乗じて米アマゾンで購入したWMR-200ですが、時間がなくてしばらくそのままになっていましたが、先週時間が取れましたので、セットアップして屋外に取り付けました。
WMR-200が100と大きく違うのは気温・湿度センサー部が風向・風速計部分と分離したことでしょう。それぞれ、コンパクトになっています。さらにもうひとつ、この2つの部分へ補助電源としてソーラーパネルが増設されています。
これにより、わずらわしい電池交換の間隔が長くなることが期待されます。
これらに対して、マイナス要因として、風向計の北の設定が100はダイヤル式に自由に設定できたのですが、200はポールへ取り付ける角度が決められていて、取り付けの際のポールの回り角度で調整するしかありません。今回はうまく併設のディスコーンアンテナの隙間に収まったのでOKでしたが場合によっては取り付け上の致命傷になる可能性があります。
一方雨量計のほうですが、他のサイトの紹介記事には電池ボックスに改良があるとのことでしたが、私のWMR-200は100のものとまったく一緒でした。
そのまま100のものを使う方法もあったのですが、新調という意味で新品に交換しました。
データの表示部(コントローラ)は平べったくなって、タッチパネル式の液晶になりました。室内温度(湿度)と室外温度(湿度)が同時に表示できてFBです。
今回は、WMR-100のコントローラーはそのままPCに接続しておいて、200のコントローラーを1階の居間においておく方法を取りました。
100のデータも200のデータも互換性があるのでこういった方法が取れるようです。
もうひとつこの方法でいいことは、付属アプリ(WeatherDisply)をそのまま使えることです。試しにコントローラのUSBケーブルをはずして200のコントローラにつないでみるとPCのWeatherDisplyでは読み取ってくれませんでした。どうやら200に対応したWeatherDisplyソフトが必要のようです。
他のWebでの情報では200用のWeatherDisplyはXP以降でないと動かないようで、私の現在のシステムは画面キャプチャをする関係でVirtualBoxで仮想Win2000を動かしているのでNGであることが予想されます。
100のコントローラと現状のWeatherDisplyがそのまま使えることはシステムを大幅に変更せずにすむので助かります。
WMR-100の測定部が不要になってしまうのでもったいないのですが、とりあえずこれはバックアップ用として保存しておこうと思います。ヤフオクなどでコントローラーが手に入ればローカルに譲ってWXステーションをやってもらおうと考えています。
ということで、これまでのシステムを大きく変更することなく、WXステーションを更新することができました。もちろん、湿度センサーも良好になりましたので、オフセットは解除してあります。
HP上でWeatherDisplyを見ることのできる「おうち気象台」APRSへインターネット経由とRFでのデータ送信を続けています。

2010年9月20日月曜日

WMR-200が届いた!

米アマゾンに注文していたWeatherStationWMR-200が届きました。円高のおかげで230ドルのものが2万円ちょっとで買えました。
でも、送料が7,890円もかかってしまいました。元箱がでかい上にアマゾンのデカ箱梱包でさらにでかい梱包になってしまったせいだと思います。
でも、個人輸入代行業者への手数料を入れても3万円以内で買えています。
国内で流通しているものは4万円以上しますからまあよしとしようと思います。
そうそう、税関では非課税でした。ただ、国内消費税として500円を配達に来たクロネコヤマトのドライバーさんに支払いました。

今日は暑くてあまり細かい作業をする気がしなかったのですが、とりあえず表示部に電源を入れてみました。
コントローラーはすべて液晶にタッチする方式でWMR-100に比べてずいぶんスマートになりました。
まだ、WMR-100のセンサー類は作動していますので、これらのデータを拾って表示してくれました。
データパケットは100も200も互換性があるようです。
これなら100のコントローラをシャックにおいて、リビングで200のコントローラを眺めるというシステムが実現しそうです。

WMR-200のセンサー部をとりあえずバラック組してみました。現用のセンサー部と置き換えできるかイメージしてみましたが大丈夫のようです。
23日の休みにでもゆっくり設置しようと思います。

2010年9月18日土曜日

エコーリンクのIDを作る

エコーリンクのボイスIDに少し飽きてきました。
WiRESのIDに比べれば格段に聞きやすいのですが、自由な言葉をしゃべらせることはできないので、画一的でいまひとつです。
職場の交換手に録音してもらおうかとも思ったのですが、内容を変更するたびにお願いに行くのもなんだかな、と思っていました。

そんなとき、時々拝見しているJM7MUUさんのHPにWiRSのIDの日本語化という記事を見つけました。
その記事によると、HOYAのサイトに日本語(英語)の自由文を発声させるデモが動いていて、それを利用してIDを作るという方法です。
音声合成ソフトウェア VoiceTextというものです。
このサイトに「VoiceTextデモンストレーション」というデモ(サービス)が動いています。
ダイヤログにフリーワードをいれると日本語や英語で発声してくれるものです。

私は次のようなものを変換してみました。
「こちらは、ジェイアールシックスシーユーエム エコーリンク ノードです」
こちらは通常のID用です。

もうひとつ
「こちらは、ジェイアールシックスシーユーエム 大分県豊後大野市 エコーリンク ノードです
ナナジュウナナヘルツのトーンを使用してご利用ください。
こちらはEchoTime用の長めのインフォメーションです。

これらを発声させながらRecPlayというシェアウエア(1ヶ月は試用ができます)で録音しました。
録音したものはサンプリングレートデフォルトでは44KHz、16ビットステレオになりますのでまずモノラルに変更しておきます。
Windowsの録音のプロパティを開いてミキサーをオンにしておくと再生しているものをRecPlayで録音できます。

さて、この録音したものをエコーリンクのソフトで利用する方法ですが、EchoTimeの方はサンプリング周波数等の制限がないのでそのままでも使えますが、エコーリンクのIDには8KHz、8Bit、モノラルにしないといけません。
その変換には同じくフリーソフトのSoundEngineで加工します。
これで、エコーリンクのIDにも利用できるようになります。

この方法なら何度でも試せるので、気に入ったIDが作れるようになります。
もちろんWiRESでも同じことができます。

2010年9月12日日曜日

WMR-200注文しちゃいました!

このところの円高でなにか買いたいと思っていたところですが、WeatherStation用のWMR-100が湿度計が不調なのでWMR-100Nを購入しようかと思い立ちました。

購入は米アマゾンが安いようなので、決めたのですが、米アマゾンでは日本には送ってくれないようで、輸入代行業者を利用することにしました。

個人輸入を代行してくれるサイトはたくさんあるようですが、私は「グッピング」というところを利用してみました。
手数料が商品の代金にかかわらず1,280円ですのでまあまあでしょう。

アマゾンで商品を選んでいるときに、1ランク上の機種のWMR-200が目に止まりました。
アメリカからの送料はたぶん、どちらも同じようなものでしょうから、円高のメリットをよりうけようと思い、思い切ってWMR-200のほうを注文することにしました。

米アマゾンには9月4日に注文し、現在はユタにある「グッピング」の倉庫へ配達中のようです。
「グッピング」の倉庫に到着してから、日本への送料が決定されるようです。
さらに、入管のときに関税がかかるようです。この辺はやってみないとわからないようです。
いずれにしても、もう少し到着まで時間がかかりそうです。



2010年8月22日日曜日

WMR-100の湿度計の調整

以前からWMR-100で表示される湿度が、湿度が低いときは極端に低いありえない湿度(15から20%)で表示される症状が出ていました。
たぶん、湿度センサーの吸湿体が結露によって流されてしまう結果ではないかと想像されます。
これは、私のところのWMR-100だけの症状ではなく、ある程度稼働時間が経過した個体で発症しているようです。

改善方法としては、コントローラ側にも同じものと思われるセンサーが内蔵されているので、これを取り外して交換するという方法が考えられます。
もうひとつはWeatherDisplay側でオフセットをかける方法があります。
今回は表示にオフセットをかけてみました。

WeatherDisplayのControlePanelで「Offsets,Limits and Rainfall Totals」の項目の「Humidity Offsets」がそうです。
ここで、「Humidity offset」の値を調整します。
何回かのテストの結果、私のWMR-100では45%のときに適正な値を示すようになりました。ただ、45%増しの値を表示するため湿度が極端に高い状態では100%を表示し、表示が飽和してしまいます。
夏の時期の60~80%程度の湿度ではうまく表示しているようです。手持ちの乾湿度計の表示とほぼ合っています。
これが、冬の乾燥時期にうまく表示してくれるかが問題ですが、さしあたりこれで様子を見たいと思います。

現在、円高ですので、WMR-100NかWMR-200を購入しておこうかとも思っていますが、とりあえず現状で動いているので悩ましいところです。

2010年8月2日月曜日

WMR-100の温度センサー交換

WeatherStationのWMR-100の温度センサーが不具合なのでサーミスタを取り寄せて交換してみました。
ネット上の情報では103ET-2というサーミスタが互換性があるようです。
いつものRSコンポーネンツで入手しました。
さて、風速、風向、気温、湿度の測定部の分解ですが、これもネット上に分解している写真やコツが書いてあったので、なんとかなりました。
まず、傘みたいなのが2つついているのですが、これをはずすために「くさび」のようなものを抜く必要があります。
これは、ラジオペンチで無理やり引っ張れば抜けます。
次の難関が、本体を縦に2分割するフタの取り外しです。
これがなかなか外れないのです。
ネット上の写真では特に問題ないようなのですが、外れないのです。
結果は、「力ずく」でした。上のほうの矢羽の方位を決めるパーツが引っかかってなかなか外れませんでしたが、「壊れてもいいくらい」の力でねじると外れました。(怖かったー)
あとは、センサー部分を引っ張り出せばいいわけですが、結構汚れています。
アルコールをつけた綿棒で清掃をしておきます。
湿度センサーは吸湿物質が塗ってあるはずなので乾いた綿棒でクリーニングしておきます。
なんと、小さな虫まで入っていました。
取り外したサーミスタと新しい103ET-2を比べてみると瓜二つです。
もしかすると互換品ではなく、「そのもの」かもしれません。
サーミスタを取り付けて、ケースを組みなおして室内テストをして見ました。
コントローラの室内温度計との差が0.7℃ほどありましたので、WeatherDisply側でオフセットをかけておきました。

翌日にタワーの途中(7m位)に設置しなおして様子を見ています。
10キロほど北東にあるアメダスのポイントとの温度差を見ていますが、ほぼ±1℃以内なのでまずまずだと思います。
異常な温度を示したのは、長雨が続いたとき(湿度が100%に近いとき)に発現したので、そういう状況のときまで様子を見てみたいと思います。

湿度のほうは相変わらず、湿度が低いと極端な低い値を示しています。
これは、結露でセンサーの表面の吸湿物質が洗い流されてしまったからだと思います。
機会があればコントローラ側の室内用のセンサーを取り外して交換してみようと思います。


追伸
103ET-2はまだ4つありますので、ご希望の方にはSASE+200円でお分けします。
コールサイン@JARL.COMでメールをください。

2010年7月18日日曜日

TM-D710修理完了

修理に出していたTM-D710が帰ってきました。
思ったとおりAバンドの感度不良は前回と同じパーツ(セラミックフィルタ)でした。
前回はBバンドのフィルタが不良となり、今回は同じパーツで故障しました。
デフォルトのパーツと違うロットであることを祈ります。

ついでに修理を依頼した、時計がすぐに--:--になってしまう現象は、バックアップ電池の不良でした。
この電池はハンダ付けタブがないので、電池ホルダに入れるタイプですので、場所さえわかれば自分でも取替え可能だと思います。電池はML614と書いてあります。
次回同じ症状が出たときは自分で換えようと思います。
以上送料込みで8,715円也でした。iPadを買って金欠のところに痛い出費です。

2010年7月15日木曜日

TM-D710の故障

TM-D710がまた故障しました。
前回はBバンドの感度が低下したのですが、今回はAバンドが不調です。
なんとなく前回と同じパーツが壊れたのではないかとおもっています。
A、Bバンドほぼ同じ回路構成だと思いますので、同じロットのパーツを使っているでしょう。
これが経年変化で故障したのではと読んでいます。
ほんとうはリコールなんでしょうけどねぇ。

WMR-100(WeatherStation)の不具合

WeatherStationを構成しているWMR-100の温度センサーが不調です。
湿度センサーも昨年末から湿度が50%位を切ると非常に低いありえない数値(20%とか)を表示していたのですが、我慢して使っていました。
ところが、きのう温度の表示を見ると59.9℃などというありえない数値を示していました。
日曜日の早朝に30℃くらいの数値をさしていたので妙だなと思っていたのですが、今回の不具合の予兆だったようです。


ところが、今日表示を見てみるとまともな数値になっていました。グラフを見ると突然正常と思われる数値を表示するようになりました。
一時的な不具合であってくれるといいのですが、というのも、WMR-100が結構入手が難しいようなのです。
前回購入した会社(貿易会社?)では取り扱いをやめています。amazon.comでは商品はあるのですが、日本には送ってくれないようです。
輸入代行業者もあるようですが、いまひとつ信用できない気がします。

しばらくは、だましだまし使って見たいと思います。

2010年6月30日水曜日

お帰りiPad

報告が遅くなりましたが、修理に出していたiPadが日曜日に到着しました。
月曜日に発送しましたので、ちょうど1週間です。
往復の時間を考えるとアップルのリペアセンターへ到着して症状を確認してすぐに代替品を発送したのではないかと思います。
思ったよりずっと早く帰ってきたのは助かります。
ただ、復元がうまくいきませんでした。復元したようなのですが、アプリは戻っていません。
2回試したのですが同じです。
あまりアプリを入れてなかったので、再インストールしました。すると、以前設定した設定情報は残っているようでした。
想像ですが、シリアルコードの違うiPadなので別の個体として認識してしまったのかなと思います。
なにはともあれ、これでまたiPadのある生活が戻ります。

2010年6月26日土曜日

fonルーター

iPadのおまけで、ソフトバンクがくれたfonのルーターがうまく動かなかったのですが、設定方法がわかりましたので、紹介しておきます。

家の環境はDHCPを基本として、特定のサーバ機能を使っているPCは静的IPで使っているのですが、この環境では、fonルーターは動いてくれませんでした。
接続してもいつまでたっても、左のLEDが緑の点燈にならずオレンジの点滅でした。

ネット上で情報を探すと、DHCP環境でうまくIPアドレスの払い出しができないケースがあるようで、結果的には私の場合もこれでした。

解決方法ですが、まず無線LANでfonルーターのMyPlaceに接続します。
WPAのキーはルーターの裏にものすごく小さな文字で書いてあります。
接続したら、ブラウザでルーターの管理画面へ入ります。
アドレスは192.168.10.1です。
管理画面に入ったらパスワードをいれます。パスワードはadminです。
セキュリティの向上のために後で変えておきましょう。
ログインができたら、右上のドロップダウンリストでインターネット設定を選びます。
ここでプロトコルを静的IP、IPアドレスを家のネットワークの空いているアドレスにして、ネットマスク、ネームサーバ、ゲートウエイは大もとのルータと同じ設定にします。
これでOKのはずですが、MyPlaceの設定もサブネットマスクを変更しておきます。
これは、サブネットマスクが255.255.255.0の方は不要の操作と思います。
ステータスページがこのようになっていればOKです。
これで、1、2分で左側のLEDが緑に変わってFONサーバーに接続されます。

あとは、説明書にしたがって端末を登録するだけですが、まだ肝心のiPadが修理中なのでおあずけです。