2010年2月20日土曜日

TM-D710のTNCエラー

先日、TM-D710の電源を入れるとすぐに消えるはずの「Opening TNC」のメッセージが消えずにしばらくすると「TNC ERROR」のメッセージがでて、ESC以外のキーを受け付けなくなってしまいました。
電源を何度も入れなおしても同じです。TNCが動作していない状態になってしまいます。
この状態からパネル右下のTNCキーを押すと「Opening TNC」のメッセージが消えずに「TNC ERROR」となってしまいます。
しかたがないので、フルリセットをしてみました。
しかし、フルリセットでも症状は変わりませんでした。
ここで、サービスステーション送りだなと判断してテストを中断しました。
ところが翌日、電源を入れてみると「Opening TNC」が表示されてすぐに消えるではありませんか。
早速、メモリー管理ソフトのMCP-2Aでバックアップしていた環境を書き戻してみました。すると、何の問題もなく動き始めました。
原因は不明ですが、とりあえずサービスステーション送りにならなかったということで良しとします。

2010年2月14日日曜日

TinyTrak4で9600bps受信テスト(その2)

旧式のRigのIFから受信信号を取り出すことに失敗しましたので、9600と1200bpsのI-gateに使っているTM-D700を一時I-gateからはずして、データ端子での実験をしてみました。
データ端子のPR9という端子が9600bps用ですので、ここにつないで見ました。
オシロスコープで波形を見ると今までの旧式Rigのものより若干振幅が大きいようですが、基本的には変わりがないように思えました。
早速、TT4につないで試したのですが、最初のうちはやはりデコードしませんでした。
やっぱりだめなのかなーと思い、RXAMPのパラメータを3まで下げてみました。
すると、デコードをし始めました。試しにデフォルトの12に戻すとデコードしません。
やはり信号レベルの問題も関係するようです。
http://www.mods.dkからTM-D700の回路図をDLしてデータ端子の接続がどうなっているかを確かめてみました。
回路図によると、9600bpsの端子にはTrによる1段アンプが、1200bpsの端子には2段のアンプが入っていました。
これをまねれば古いRigでも受信できるようになるかもしれません。
TT4のRXAMPでは増幅すると波形が歪んでしまうのかもしれません。TT4に入る前に増幅したほうがいいのかもしれません。
今後の課題としたいと思います。

2010年2月13日土曜日

TinyTrak4で9600bps受信テスト

現在のTT4のAlpha v0.61では9600bpsの受信ができるのですが、実験しようと思うのですが、残念なことにデータ端子がついているRigに空きがありません。TM-D700とTM-D710がありますが、いずれも車に取り付けたりI-gateを運用中ではずして実験ができません。
そこで、昔G3RUHモデム(同じく9600bpsのモデムです)で遊んでいたころのRigの改造方法で試してみました。
方法は簡単で、RigのIF出力のICのピンから直接信号を取り出す方法です。
手持ちにTW-4100とTM-721がありましたので、試してみました。
TA-7761、MC3361DというICの9番ピンから入力すればよいのです。
ところが、どちらのRigもデコードしてくれません。オシロスコープで波形を見るとちゃんと出ているみたいなのですが、だめです。
TT4につないだだけで、DCDランプが点灯してしまいます。
RXAMPコマンドでDCDが瞬くくらいのレベルにすることはできますが、信号が入ってもDCDが点滅しません。もちろん、デコードもしません。
レベルだけの問題ではないような気がしますが、原因がわかりません。
TT4側は普通はSPをつける端子にIFからの信号を直接入れているのですが、ここに一工夫必要なのかもしれません。(もちろんDEC96コマンドはtrueにしています)
いずれにしても、今回はここで実験失敗で終了とします。
Netで調査することにします。

TinyTrak4 alpha0.60でTraker(その2)

3週間ほど前にTT4のファームウエアがAlpha v0.61にUPしていました。
早速本日テストをして見ました。
基本的にはバグフィックスのようですが、GUI Config programの方もバージョンアップしていました。
Alpha v0.61では書き込みができなかった、位置情報送信のインターバルと、smart beaconingの書き込みができるようになっていました。
さらに、commsのタブの中に設定のディスクへの書き込み、読み込みのボタンが追加されていました。
この点だけでも、このツールの使いごこちがずいぶんあがりました。