2011年7月16日土曜日

東芝HDDレコーダRD-X6の修理

7月24日の完全地デジ化を目前にこれまで使っていた東芝のRD-X6に、1ヶ月ほど前に、同じく東芝のRD-BZ710を買い足しました。

RD-X6を下取りに出すという方法もあったのですが、6年ほど使って愛着がありますし、BDに書き出しこそできませんがハイビジョン録画も1Chできますのでそのまま使うことにしました。
ところが1週間ほど前に「正常に電源が切られませんでした。録画内容が失われた可能性があります。(HDD)」というメッセージが出てリモコンを受け付けなくなってしまいました。
よく聞いてみると、本体からHDDの故障のときの「カツン、カツン」という音がしています。
そうです、とうとうHDDの寿命がきたのです。
RD-X6は320GbのHDDが2台ペアで600Mbの録画容量を構成しています。このどちらかのHDDが壊れてしまったようです。
実は、HDDの中にはまだDVD-Rに焼いてないコンテンツがいくつかあったのですが、これらは復旧が望めなくなりました。
ただ、直前に整理を行っていたので、大切な平原綾香やPufumeのライブは退避が終了していて難を逃れました。HDDに残っているコンテンツはほとんどがWOWOWで放送された映画ですので再放送を期待します。

さて、このままRD-X6を家電ごみにしてしまうのはもったいないので、ダメモトでHDD換装に挑戦してみました。
前述のように、RD-X6は2台ペアのSATAのHDDを利用しています。たまたま手元にWDのWD3200KSがありました。
ネット上のRDWikiに型番の近いWD3200AVVSで換装ができた記事がありましたので、もう1台WD3200KSを入手してペアで試してみようと思いました。
ということで、ヤフオクで1,400円で落札できました。送料と振り込み代こみで2,000円の出費です。このくらいなら失敗してもショックは少ないということで挑戦です。

まず、X6のフタをとるといたるところにほこりがたまっていましたので、ブロアで吹いておきました。
HDDはアルミのマウントにゴムブッシュ付のねじでとめてありますが、簡単に交換できます。
マウントをはずし、HDDを交換し、SATAのケーブルと電源ケーブルを差し替えます。
これを2台について作業をおこないます。

バラックのままテストしてみます。
電源を入れるとHDDを認識できないので、電源を何回か入れなおす旨のメッセージが表示されました。
電源再投入を数回繰り返しても同じメッセージが出続けます。HDDの容量を示す画面でも残り容量が0のままです。
そこで、管理画面に入ってHDDの初期化(全削除)を実行してみました。
数秒でHDDの全領域の初期化が終了しました。
その後、HDDの記録容量の画面に行くと見事、残り時間が表示されています。
なんともあっけなく成功してしまいました。
東芝に修理を依頼すれば数万円はかかるところが2,000円で修理が終わりラッキーでした。
最後に、TSとVR領域をハイビジョンを優先的にたくさん取れるように9:1にしてHD画質で約50時間のレコーダーとしてよみがえりました。

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